「リビジョン」と言う言葉を聞いた事があるでしょうか?
リビジョンとは、WordPressで記事を書いたとき、保存をしたり更新した時に出来ます。
そして、そのリビジョンはDB(データベース)に保存されるんですね。
つまり、DBに蓄積されていく。
蓄積されていくと、WordPressの表示速度が遅くなったりします。
では、なぜ、保存されていくのか?
本当に必要なのか?
詳しく説明していきますね。
なぜ、リビジョンを削除する方がいいのか
結論から言うと、レンタルサーバーにあるDBが圧迫されます。
そして、WordPressのパフォーマンスが低下していくんですね。
だからリビジョンも削除する必要があると言うことなんです。
そもそも、レンタルサーバーにあるDBには容量が決まっています。
プランによって違いますが、300GBとか500GBなどになります。
普通のパソコンのHDDやSSDと同じだと思って下さい。
画像が1万枚とか入っていたらパソコンの動作がモッサリしますよね。
理屈は同じなんですよ。
データベースにデータが蓄積されるので
パフォーマンスが低下していきます。
なので、出来るだけDBに負担をかけない方がいいんですね。
それだけで、ブログの表示速度が下がります。
あなたも経験ありませんか?
記事を読もうと思ったら、全然ページが開かずに離脱したことって。
読者さんは、重たいページは読むことすらないんです。
いい記事を書いても、読まれなければ意味がありませんからね。
しっかりと、対策をしましょう。
リビジョンのメリット・デメリット
とは言え、リビジョンが悪いだけの存在ではありません。
当然、メリットもデメリットもあります。

ここがメリット
☑自動でバックアップをしてくれる
WordPressで記事を書くのはWebブラウザーです。
たまにあると思いますが、ブラウザーがクラッシュして落ちた・・・
間違えて、閉じるボタンを押してしまった・・・
そんなときでも、自動でバックアップをしてくれているので
立ち上げた後も続きを書くことが出来ますよね。
また、復元をするのも簡単に出来ます。
この画像では3件のリビジョンがあります。
開くとこんな感じになっています。
以前のリビジョンに戻したい場合は、「このリビジョンを復元」ボタンをクリックするとOK!
簡単に復元をすることが出来ます。
こちらはブロックエディターですが、クラシックエディターにもあります。
リビジョンの右にある「表示リンク」をクリックすると、リビジョンが表示されます。
手順は同じです。
復元をする機会は少ないかも知れませんが
ちょっとした保険ですよね。
何かがあれば、簡単に復元出来るという安心感がいいですよね。

デメリットもあるよ
デメリットは1つですが、大きなデメリットです。
先程も少し触れましたが、表示速度が遅いのはストレスです。
読みたいと思ってもらっても、読んでもらえない記事になります。
頑張って書いた記事が読まれないのは辛いですからね。
定期的にリビジョンの削除は行った方がいいでしょう。
リビジョンを削除する
リビジョンを削除する方法はいくつかあります。
な ん で す が !
ちょっとややこしいと言うか、初心者さん向けではありません。
例えば、DBを直接編集したり
元であるPHPの設定ファイルを編集したり・・・
ここで、その方法を書いてもいいんですが
リスクが高すぎるんですね。
だから、オススメしません。
そして、そんなリスクを犯してまでリビジョンを削除する必要はないのです。
と、言うのも
リビジョンを削除してくれるプラグインがあります。
当然、無料です。
とは言え、とは言えですよ。
プラグインを使うからと言って
手放しで喜んで使う訳にもいきません。
しっかりとバックアップを取った上でリビジョンを削除しましょう。
プラグインのことは別記事で書きますので少々お待ち下さいませ。
まとめ
リビジョンとは便利な1面を持ちつつ、
パフォーマンスの低下と言う大きなデメリットがあります。
でも、あまり知らない方も多いというのも現実です。

最近、記事を開くのが遅いわ・・・
サーバーの容量をUPした方がいいのかしら?
まー、こう考えるのが普通なんですね。
でも、そうじゃありません。
リビジョンを削除することでパフォーマンスは上がります。
画像を圧縮すると言う方法もあります。
なので、ブログが遅いな!
と、感じた時はリビジョンが溜まってるんじゃ?と
まずは疑って見て下さい!
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